タップは、あらかじめあけた穴の内側にめねじを切り、ナットやねじ穴を作ります。ダイスは、ロッドやボルトの素材に外側のおねじを切ります。これらは同じ基本的な考え方の正反対の作業で、どちらも同じ中核的な技術に従います。一定の圧力、絶え間ない潤滑、そして切りくずを排出するために、前に切り進んでは少し戻すという意図的なリズムです。
タップの使い方(めねじ)
- ねじの仕様を確認(例:M6×1.0または1/4″-20)し、タップ下穴ドリルサイズ表で正しい下穴径を調べます。穴はタップより小さくなければならず、同じ径にしてはいけません。サイズ表そのものは、ここで導き直すのではなく、下穴ドリルサイズ表をご覧ください。
- 下穴は表面に対して垂直にあけます。傾いた穴は、タップの不良や折損の最も多い原因の1つです。
- ワークをバイスにしっかり固定します。
- タップをタップハンドルにセットし、切削油を塗ります。
- タップを穴に対して直角に当て始めます — 最初のこの位置合わせを正しく行うことが、全工程で最も重要なステップです。
- 半回転〜1回転ほど前に切り進め、その後およそ1/4回転戻して切りくずを折り、このリズムを必要な深さに達するまで繰り返します。この前進と後退のリズムは、タップをきれいに折らずに使うための重要な技術として、すべての情報源で一貫して強調されています。
- 止まり穴の場合は、切りくずがたまる分の余分な深さを確保し、ねじ山を底近くまで届かせる必要があるなら、底さらいタップを使います。
- タップを抜き、穴から切りくずを取り除き、相手側のボルトではめ合わせを確認します。
ダイスの使い方(おねじ)
- 切ろうとするねじの仕様とピッチを確認します。
- ロッドの直径が、目標のねじサイズにほぼ合っていることを確認します。
- ロッドの端を軽く面取りします — この小さな面取りが、ダイスが角度をつけて切るのではなく、まっすぐ食いつくのを助けます。(面取りの寸法指示の慣習については、面取りの寸法記入方法をご覧ください。)
- ダイスをダイスホルダーにセットし、切削面がそのパスで正しい向きを向いていることを確認します。
- 切削油を塗ります。
- ダイスをロッド端に直角に当て、時計回りに回して切り始めます。
- タップ立てと同じ、前進と後退で切りくずを折るリズムを使います。
- 必要な長さに達したらダイスを戻し、切りくずを取り除いて、ナットではめ合わせを確認します。
最も多い間違い
無理に回すこと。切りくずを逃がすために戻さず、抵抗を押し切って進めるのが、タップが穴の中で折れる最も多い原因で、折れたタップを取り除くのは非常に困難です。潤滑を保ち、直角を保ち、切りくずを排出するために定期的に戻してください。この3つの習慣で、ほとんどの失敗は防げます。
潤滑剤についての注記
鋼には、タップ立て専用の油(Tap Magicなど)または標準的な切削油が適しています。アルミには、より軽い灯油ベースの潤滑剤のほうが、きれいに切れる傾向があります。
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